サボテンダー好きの冒険者しぐれの自己満blog。
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すごく気持ちよく現行の最後を見られた様に思う。
空は青くはないけれど、ダラガブが未来を照らす太陽に見えた。
冒険者たちが散り散りになる直前のこの風景はSigreの脳裏にしっかり焼き付いている。
冒険者は少なからずの寂しさを感じながら戦っていたに違いない。
しかし、同時に新しい世界への希望や期待を持ち戦っていたはずである。
それが、この花火でありこの風景だとSigreは感じている。
"また会う日まで。"
その言葉があちらこちらで聞こえた。
私も名も知らぬ冒険者たちに同じ言葉を言った。
数秒後、目の前は真っ白になり誰もいなくなっていた。
現行の終わりだった。
何日ぶりだろうか…
モードゥナの奥地で仲間との再会を果たした。
ダラガブ衝突予定時刻まで残り1時間弱。
他の仲間とも久々に交信できるも、
険しい道のりに容易には合流できない。
一方で、冒険者がこれほどまでにいたのか!
と驚く人数が決戦の地には集まってきていた。
皆、"この世界を守りたい!"
その一心でこの地にいる。
私も、私の仲間も同じだった。
その時が近づく…
止まない帝国軍の攻撃…
冒険者はそれぞれの思いを胸に許す限り闘った…
合流できなかった仲間も場所は違えど
同じ様に帝国軍に立ち向かっていたに違いないとSigreは感じた。
これまでの様に、
共に同じ敵に向かい私たちは闘っている!
仲間が近くにいる!
仲間に囲まれながら闘っている様な感覚をSigreは得ていた。
Sigreはまだ見ぬ新たな世界を信じ、
仲間への感謝の想いを魔法に乗せこの世界での最後の闘いを終えた。