サボテンダー好きの冒険者しぐれの自己満blog。
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あの日薄れゆく記憶の中で見た蛮神バハムート。
私はそのコア…つまり中にいる。
コアで目にしたのはあの日見たそれと同じ翼竜のような姿だった。
護るべきもののために不思議と恐怖は感じなかった。
ただ、辛く厳しい戦いになるであろうことは感じていた。
仲間の表情、歌声、背中…全てが私を支えている。
一人では何もできない…
そんな相手であっても仲間と共闘することで乗り越えられる。
コアでの戦いはそれを改めて教えてくれた。
握る杖を離したいと思うこともあった。
逃げたいと思ったこともあった。
でも、仲間がいてくれた。
私はまだ頑張れるんだ
そう思うことができた。
だから今こうして笑顔でいられる。
この笑顔、この気持ちは宝物にしたい。
そして、ともに戦った仲間は紛れも無い宝物として私の記憶として残したい。
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胸のざわめきを感じた・・・
妖精もどこか落ち着かない・・・
私があなたに学者として認められてからどのくらい経っただろうか。
まだまだ、半人前・・・いやそれ以下かもしれない。
効果的に仲間を鼓舞し、士気を高める方法容易ではない。
学びっぱなしで日々である。
知見を広げるために各地を旅しているが、
時に休息と言うのが必要である。
特にブロンズレイクの温泉ははずせない。
薬効があり疲れがみるみる取れていくのである。
そんな休息をしているときであった。
目の前にそびえる宮殿からいやなものを感じたのである。
妖精も私に何か訴えている。
休息もそこそこにその宮殿へとむかった。
そこは以前見たその宮殿とは似て非なる場所となっていた。
蛮族に侵攻され、平穏は破られていた。
この地は私にとって他のどの場所よりも特別な場所である。
神聖な場所である。
それを汚す者は許してはならない。
あの方に授かった力を携えて私は平穏を取り戻す。
私は迷うことなく宮殿へと乗り込んだ。